損害保険の始まりは・・・海の上!?
- 更新日:2020.11.06
- カテゴリー: スタッフのつぶやき
こんにちは!保険サロン刈谷店です。
いつも当店をご愛顧いただきありがとうございます。
本日は、私たちをさまざまなリスクから守ってくれる損害保険についてです。
損害保険はいつどのようにして生まれ、現在のような形になったのでしょうか?
↓↓以下、一般社団法人 日本損害保険協会HPより一部抜粋↓↓
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古代ギリシャ時代の海上輸送では、嵐や海賊など予期せぬ危険に遭遇した場合、
船と乗組員を守るためにやむを得ず積荷を海に捨てることもあり、その損害は荷主と船主で
負担するという習慣が生まれました。これが保険の考え方の始まりです。
その後14世紀になると、航海が失敗したときは金融業者が積荷の代金を支払い、航海が
成功したときには金融業者に手数料を支払うという仕組みをイタリアの商人たちが考え出し、
それが「海上保険」に発展しました。
やがて保険は海から陸に上がり、イギリスやドイツで陸上の生活における火災や盗難などの
危険に対し、みんなで力を合わせて助け合う制度が生まれました。そして、1666年9月
ロンドン大火を契機に海上保険をヒントに考案された火災保険が登場します。さらに産業革命の
波とともに火災保険の需要が急速に増え、各地に多くの火災保険会社が設立されました。
その後、市民生活の発展とともに個人生活から企業活動にかかわる分野まで保険がつけられる
ようになり、保険は身近なものとなりました。
日本の損害保険の歴史も海上運送から始まりました。16世紀から17世紀の初めに
「抛金(なげかね)」という制度が考え出されました。1航海につき金融業者が証文に
基づいて金を貸し、無事に航海が終われば3~11割の利子をつけて元金を返済しますが、
船が難破した場合は利子も元金も払わなくていいというものでした。
日本人自身による最初の損害保険業は、1869年に神奈川県の税関が保税倉庫内貨物に
ついて火災損傷の請負を行ったのがはじまりです。さらに1879年には日本初の海上保険会社が、
1887年には日本初の火災保険会社が誕生しました。
<参考文献>
木村栄一著 「損害保険の歴史と人物」
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一般社団法人 日本損害保険協会のHPでは、詳細がご覧いただけます。
https://www.sonpo.or.jp/wakaru/seminar/step1/chapter6.html
つまり、損害保険は「偶然のリスクによって生じた損害」をカバーする保険です。
偶然のリスクとは、「起こるかもしれないし、起こらないかもしれない危険」です。
一方、生命保険の死亡保険でいえばどんな人でも必ずいつか亡くなりますから、
これは偶然のリスクではありません。
自然災害、交通事故、盗難、損害賠償責任など・・・リスクに応じて必要な損害保険も
変わってきますので、私たちが生活していく上で想定されるリスクに対して最適で、
過不足のない保険を掛けることがとても大切になってきます。
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勝手ながら、明日11月7日(土)は10時~14時までの短縮営業となります。
14時以降にお問い合わせをいただいた場合は、8日(日)以降に折り返しご連絡を
させていただきます。
ご不便ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
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