老後の生活資金の準備について考えてみませんか?①
- 更新日:2021.01.27
- カテゴリー: スタッフのつぶやき
こんにちは!保険サロン刈谷店です。
いつも当店をご愛顧いただきありがとうございます。
突然ですが、皆さまは老後の生活資金の準備は万全ですか?
老後の生活資金をまかなう手段として、多くの方が公的年金を思い浮かべるのでは
ないでしょうか。その一方で、少子高齢化の影響で年金財源の確保が将来十分で
なくなると懸念されており、不安をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
公的年金以外に自分年金作りに役立つ金融商品や運用方法はいろいろありますが、
「個人年金保険」に加入するというのもひとつの手段です。個人年金保険とは、
60歳や65歳といった一定の年齢まで保険料という形でお金を積み立てて、その後は
積立金をもとに年金をもらうというしくみの保険です。
個人年金保険は「年金」と名前にありますが、国民年金は国(厚生労働大臣)から
委任・委託を受け、日本年金機構が運営している国の制度で年金への加入と保険料
納付は義務であり、保険料や受け取れる年金額も決まっています。また、国民年金から
支給される基礎年金には、65歳から受け取れる「老齢基礎年金」や、障害になった時に
受け取れる「障害基礎年金」、万が一死亡した時に遺族が受け取れる「遺族基礎年金」が
あります。
一方、個人年金保険は民間の保険会社が取り扱っている保険商品のひとつで任意加入です。
保険料や年金額、障害状態になった時の保険料払込免除なども商品によって違っています。
個人年金保険は60歳や65歳までコツコツ保険料を支払い、払込みが終わったら
年金をもらい始めるのが一般的ですが、一部の保険会社では保険料を最初にまとめて
払ってしまう一時払いも取り扱っています。また年金の受け取り方は契約時に決めた
時期になると年金または一時金として保険金を受け取るしくみで、受け取り方法は
主に「確定年金」「有期年金」「終身年金」の3種類があります。
●確定年金
年金の受け取り期間が10年や15年などと決まっています。そして、万が一被保険者が
死亡した場合、遺族が残りの年金受け取り期間に年金として、または一時金として
受け取ることができます。つまり、被保険者の生死に関係なく年金資源を受け取る
ことができます。
●有期年金
年金の受け取り期間が10年や15年など決めた期間の中で、被保険者が生存している
間だけ受け取ることができます。被保険者が受け取り期間中に死亡した場合は、年金の
支払いは終了します。
●終身年金
被保険者が生存している限り、ずっと年金を受け取ることができます。ただし、
基本的には被保険者が死亡した時点で年金が打ち切られるため遺族は年金を受け取る
ことができません。
※ただし、保証期間付年金の場合は終身・有期ともに保障期間中は生死に関係なく年金が
支払われ、その後は生きている場合にのみ終身もしくはあらかじめ定められた期間に
年金が支払われます。(保障期間付終身年金・保障期間付有期年金といいます)
また、個人年金保険は運用方法によっても分類できます。
●定額年金
契約時に保険会社が定めた「予定利率」によって運用を行います。そのため、契約した
時に将来の年金額が確定するので安定感がありますが、契約した時期によって低い
利率になる場合があります。
●変額年金
運用実績によって将来受け取る年金額が変動します。年金額が増えることが期待できますが、
逆に払込保険料を下回る可能性もあります。
「個人年金保険」とひと口にいっても、商品性もさることながら保険料の支払い方法から
受け取り方までさまざまな種類や選択肢があります。そのため、お財布事情や家族事情に
合わせて最適なものを選びましょう。個人年金保険のメリット・デメリットについては、
次週更新いたします!
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