がん保険について知ろう!その1
- 更新日:2021.05.21
- カテゴリー: スタッフのつぶやき
こんにちは!保険サロン刈谷店です。
いつも当店をご愛顧いただきありがとうございます。
がん保険には、加入後約90日間は「免責期間」という保険の免責条項が
設けられているのをご存じですか?加入して約90日間は保障が適用されないと
いうものになり、生命保険や医療保険にはあまり見られない、がん保険の特徴と
なります。なぜがん保険では、加入後すぐに保障が開始されないのでしょうか?
今回は、がん保険の免責期間について理解するために
①免責期間と責任開始日
②免責期間が設けられている理由
③がん保険で大切な2つの診断確定日
を2週に分けてお送りします。お時間があるときにぜひご覧ください!
本日は①免責期間と責任開始日、②免責期間が設けられている理由についてです。
①免責期間と責任開始日
生命保険各社では多くの場合、加入後に3ヶ月間または90日間に及ぶ「免責期間」が
設けられています。がん保険に加入し初回保険料を払い込んでから3ヶ月または
90日間経過後からが保障対象となるため、がん保険に入ってすぐに保障が受けられる
わけではありません。この点が他の保険とは異なる点となりますので、しっかりと
理解しておく必要があります。
そして、免責期間が終われば契約した保障内容の効力が発生します。この効力が
発生する日を「責任開始日」といいます。気をつけなければならないのはがん保険に
加入した直後からこの責任開始日の間に医師からがんと診断されて治療および入院を
した場合、加入したがん保険からは保障が一切下りないということになります。
②免責期間が設けられている理由
なぜ、がん保険に入ってすぐ約90日間の「待ち期間」があるのか。がん保険は
生命保険・医療保険と同じく、たくさんの保険加入者が保険料を出しあって相互に
保障することで、その制度が成り立っているからです。(相互扶助といいます)
加入者が支払った保険料は加入者各自の保険料分として管理・運営されている
わけではなく、保険加入者全員分の財源として集められているのです。
ある加入者が契約して間もないうちにがんと診断されれば、給付金・一時金が
支払われることなります。がん保険は給付金の金額大きいため、がんをり患した
方と健康な大多数の保険加入者と比較すれば、保険に入ってすぐにがん保障が
適用されるケースが多発すると著しく不公平な状態になってしまいます。
がん保険加入後に免責期間があると聞くと「どうして?」と不満に感じて
しまう方もいらっしゃるかもしれませんが、加入者全体の公正を図るためには
必要な措置といえるのです。
次回は③がん保険で大切な2つの診断確定日についてのお話です。
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