○●『全国がん登録』の仕組みがスタートしています●○2016.10.30
こんにちは、㈱エバ保険サロンです(^_^)
あと数日で10月も終わりですね。
10月はピンクリボン活動もあり、何かと「がん」に関する情報提供や話題が豊富に目につく時期でした。
今日はそんながんに関する国の取り組みについて、ご紹介致します。
皆さまは「全国がん登録」という言葉を聞かれたことはありますか?
これは2016年の1月からスタートした国のがんに関する情報管理の仕組みです。
●全国がん登録とは?●
居住地域にかかわらず、全国の医療機関からがんと診断された人のデータを集め、国のデータベースで一元管理する仕組み。
がんは遺伝要因よりも生活習慣等の環境要因による影響が大きい病気で、予防についての研究もかならされてきました。
そうしたがん対策・計画の評価のためにも、まず「今どうなっているのか」、患者数を正確に知ることが必要とされ、この制度ができあがりました。
●全国がん登録の仕組み●
全国20床以上のの病院と都道府県指定の診療所は、がんと診断された人のデータを届け出ることが義務化されました。
共通の26項目についてすべてのがん患者の診療情報を集めて整理します。
1度の調査ではなく毎年、継続して同じ項目で集計、分析することによって、がんの実態把握に必要な各種統計を整備します。
●疾患率・生存率等の情報をがん対策につなげる●
全国がん登録で1つに集められたデータは、国や自治体、専門家によって分析が行われます。
最新の分析結果は、国立がん研究センターがん対策情報センターのwebサイト「がん登録・統計」で随時公開されます。
具体的には、患者数の他、がんへの罹りやすさ(疾患率)、生存率、進行度等、様々な情報が得られます。
その分析によって、がん対策をはじめ、がん検診や治療の体制づくり、がん研究等につながります。
また、地域によって特定の部位のがんの罹りやすさや死亡率に差があることが、これまでの推計によって明らかになっています。
例えば・・・
「胃がんは塩分の多い食事を好む東北や日本海側の地域で罹りやすい」
「肺がんは喫煙率が全国一位の北海道で男女とも死亡率が1位」等、
その地域特有の生活習慣の違い等が影響している可能性も示唆されました。
全国がん登録が進めば、こうした情報も、より精度の高い正確な情報が得られるようになります。
●がんに負けない未来のために●
全国がん登録のデータは、次世代の子供たちの未来のがん予防や治療等に活かされていきます。
がんに罹る人を減らしたり、がんを治す人を増やしたり、がんになっても長生きして苦痛の少ない生活を過ごせる社会を実現するための第一歩なのです。
なお、2019年には2016年の統計の報告、データ提供がなされる予定です。
いかがでしたでしょうか?
データを集め、分析するのには時間がかかりますが、
今後のがん治療・がん予防が、より良いものになっていくことに期待したいですね。
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