☆☆アンパンマンのお話　保険サロン刈谷店☆☆ | ご家族ひとりひとりにベストな保険をご提案させて頂きます。

☆☆アンパンマンのお話　保険サロン刈谷店☆☆2013.04.21

保険サロン刈谷店です♪(^コ^)(^ン^)(^ニ^)(^チ^)(^ワ^)

皆さま体調はいかがでしょうか？

しばらく暖かい日が続いたのに、また寒くなりましたね；

久々に昨晩は暖房を付けて寝ました(/;°ロ°)/

さて、毎日のようにチェックする猫のブリーダーさんのブログで

だいぶ前に書かれた内容なのですが、心に残っているので紹介したいと思います。

もしかしたら、有名なお話かもしれません。聞いた事ある方は、ごめんなさいｍ（．＿．）ｍ

前文略…

自己嫌悪に陥った時、
私が何時も励まされるストーリーがあります。
それはあの『アンパンマン』の絵本を書いた
やなせたかしさんのお話です。

アンパンマンと言えば、誰でも知っている国民的ヒーローで、
原作者は相当儲かったのでは・・・なんて低俗な想像をしていました。

今年９３歳になるやなせさんは、
なんと５０歳代まで失意と絶望の連続だったそうです。
それまでずーっと『自分が何をやっても中途半端な二流だ』
と思い続けていたそうです。

アンパンマンがヒットし始めたのは６０歳の時。
同期はとっくの昔に有名になり、新人にすら抜かされる。
それまでやなせさんは長い長い「絶望」
というトンネルの中にいました。

この絵本で一番描きたかった場面は、
お腹を空かせている子供に顔を食べさせて、
顔がなくなってしまったアンパンマンが、
エネルギーを失って失速するシーン。

1970年代は、ウルトラマンや仮面ライダーといった
強いヒーローものが大ヒットを飛ばす中、
アンパンマンは顔をちぎっても弱くなるし、
雨に濡れるだけでも弱ってしまうという世界最弱のヒーローでした。

そんな絵本は、出版社、児童書の専門家に加え、
多くの大人たちに散々酷評されてしまいました。
でもやなせさんは、人を助けようと思ったら
本人も傷つくことを覚悟しなければいけないと思っていたそうです。
自己犠牲の覚悟がないと正義は行えない。
アンパンマンにとって、食べてもらうことは嬉しいこと。
しかし、世間は全く受け入れてくれません。

ところがこんな酷評は大人の間の話でした。
子供たちの間では、アンパンマンは、じわじわと浸透していったのです。
幼稚園で、子供たちがアンパンマンを読んで！読んで！とせがみ、
何度買い換えても絵本がボロボロになる
という現象が起きはじめていました。

文字も読めない３歳の子供たちが、
アンパンマンにラブコールを送ってくれたのです。
その後、子供たちに支えられたアンパンマンは
本当のヒーローになっていきます。さらに私も知らなかったエピソードがあります。

アンパンマンに登場するキャラクターは、
アンパンマンもメロンパンナちゃんもカレーパンマンも
全員指が描かれていないのです。

それは、アニメを描くスタッフの方たちが、
制作する時間を短くして、早く家に帰り
子供と一緒の時間を過ごせるようにしたそうです。

そしてやなせさんは、次のような言葉を語ったそうです。

「僕は何をやらせても遅いし、頭もよくないから、
普通の人が３日でわかることが３０年ぐらいかかって
やっとわかったりします。

アンパンマンも絵のことも、
そんな具合に超スローモーションでやってきましたが、
年月がたってみるとそれなりに足跡ができていて、
僕よりもはるかに早く飛び出した人たちが、
もうリタイヤしているのを見ると、
自分はきらめくような才能に恵まれなくてよかったな、
と思うことがあります」

才能に恵まれなくてよかった・・・・・。
長い長い「絶望」というトンネルを抜け出した人だから、いえる言葉かもしれません。