自分に合った資産形成の手段を考えよう!
- 更新日:2021.09.24
- カテゴリー: スタッフのつぶやき
こんにちは!保険サロン刈谷店です。
いつも当店をご愛顧いただきありがとうございます。
年金の受給が原則65歳からとなり、日本政府は働く高齢者を増やすため70歳を
超えてからでも選べるようにしていく方針です。中高年はもちろん若い世代の
間でも老後に不安を感じている人が多くなっています。
これからは老後資金を年金に頼るのではなく、自分でも資産形成を行い年金と
自己資金の両輪で考えていかなくてはならない時代になりました。
とはいえ、意外にも老後を貯蓄なしで迎える人は多く平成28年度の調査によると
貯金のない高齢者世帯は15.1%という結果が出ています。
(参考:厚生労働省 国民生活基礎調査)
もし、老後を貯蓄なしの状態で迎えた場合にはどのようなリスクが存在する
のでしょうか。年金のみを頼りにして、今までと同じような生活を続けること
はまず困難になります。また、仮に定年後も働くことができたとしても現役時代の
お給料と同額をもらえる可能性は低いと言えます。高齢になれば医療費や移動費
などに加え、老朽化した家のメンテナンスやバリアフリー化が必要になることも。
思いがけない出費が続き、老後破産してしまうケースも少なくないのです。
少しでもこのようなリスクを減らすため、資産形成の方法をいくつかご紹介します。
○個人型確定拠出年金(iDeCo)
iDeCo(イデコ)と言われるこの制度は、投資金額と運用商品を自分で設定することが
可能です。こちらは年金としてみなされるため、原則60歳以降に資産を受け取ることが
できます。iDeCoの大きなメリットとして税金が安くなることが挙げられます。
年末調整や確定申告の際に申告することで、所得控除され税金が還付されるシステムです。
そして、もう一つのメリットとして資産運用で得た利益には税金がかかりません。
ただし、受け取る際には退職所得もしくは公的年金等の雑所得としてみなされ、税金が
かかりますが税負担が一定程度控除されるため、税金が抑えられます。
○つみたてNISA
投資信託を運用して得た利益に対して税制優遇を受けられるというものです。
年間40万円で最大20年の間であれば非課税で投資することができます。毎月一定の
金額投資信託を購入し、長期的に保有することが前提です。少額から積み立てが
可能ですので、投資初心者も気軽に始められます。投資できる商品は、金融庁が
定めた基準を満たすものですのでより安心です。
ちなみに、つみたてNISAは受け取りの際には税金はかかりません。
気をつけておきたいのは、iDeCoもつみたてNISAも元本保証ではありません。
資産運用では、リターンもある分リスクも当然あります。一時的に元本割れして
しまうこともありますが、長期的な視点で投資することでそのリスクを軽減することが
できます。
○積立型の保険
積立型の保険は、なんらかの形で将来お金を受け取ることができる保障と貯蓄を
併せ持った保険です。一度契約すれば、口座振替やカード払いで自動的に保険料が
払い込まれ、自然と将来の資産形成の資金として充てられます。引き出すためには
解約するしかないため、使い込んでしまうリスクも抑えられます。
また、積立型の保険に払い込んだ保険料の一部は保険会社によって運用されるので、
自分の意志では貯めるのが難しいという人は、積立型の保険を利用するのも
一つの手段です。ただし、短期で解約すると解約返戻金は十分に戻ってこない
可能性が高いため、加入の際は長期の契約を考えてください。
将来のことは誰にも分かりませんが、先を見据えて備えることは今からでも
始められます。自助努力で老後の生活資金の準備をすることや自分に合った
資産形成の手段について、いま一度考えみませんか?
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保険サロン刈谷店
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